10/26(水)がくげいラボ×Talkin’ About vol.17
10/26(水)のがくげいラボ×Talkin'Aboutには、
ナポリ在住のフリーランス・リサーチャーの
中橋恵さんに登場いただきます。
がくげいラボ×Talkin’ About vol.17
山納洋×中橋恵「ナポリの『インフォーマルな繋がり社会』を解く」
10/26(水)19:00〜20:45
@タイルギャラリー京都(学芸出版社3階)/オンライン(zoom)
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-lab/gakugei-talkin-vol17-221026/
ナポリ旧市街にあるサニタ地区には、高層のパラッツォが密集し、
元々住む住民と流動性の高い移民が混在して暮らしています。
犯罪の巣窟とも呼ばれる地域ですが、最近は路地や公共空間の自由な使い方、
他者の視線も気にせず繰り広げられる超アナログ的生活、
住民たちが形成しているインフォーマルなコミュニティに
興味を持つヨーロッパの若者が足を運んでいるそうです。
僕は2019年に、中橋さんを訪ねてナポリに行き、
いろいろ案内いただいたのですが、サニタ地区で
一番印象的だったのは、パラッツォの住人さんたちが、
ベランダからバケツを下におろして、1階の食料雑貨店で
買い物をする風景でした(写真)。
この町ではこれがデフォルトで、
あちこちのベランダにバケツがかけてありました。
今回は中橋さんにサニタ地区の現状を紹介いただき、
コミュニティにおける繋がりの可能性について考えを深めていきます。