おそらく変わっていく街
「鳴門」のすぐ先には「HOSTEL JIN」という
ドミトリーと個室を備えたホステルがありました。
http://jp.hostel-jin.com/
オープンは今年2月。上はマンションなので、
おそらくインバウンド需要を見込んで建てたのでしょう
1Fにはカフェラウンジがあり、宿泊客でなくても
お茶やお酒を楽しめます。
JR西九条駅の南の住宅街に進む道には
「SEKAIHOTEL」のフロントがあります。
客室は、その先にある長屋の空き家を改装し、
別々の場所に5室設けられています。
https://www.sekaihotel.jp/
以前、イタリアの「アルベルゴ・ディフーゾ」という
分散型ホテルのモデルについて紹介しましたが、
それが大阪にも現れた、という話です。
http://tabi-labo.com/279426/albergodiffuso
オープンは今年6月。一軒の家をまるまる客室にする
コンドミニアムスタイルで、ファミリー層が対象です。
最近は認知度が上がってきたことで、
「Booking.com」経由での予約が増えてきたとのこと。
そして今年度中には、あと5室を増やすのだそうです。
USJまで電車で2駅・5分というロケーションですが、
宿泊施設が少なく、外国人観光客は素通りしていた街。
そんな状況は、少しずつ変わってきているようです。
一方、何軒かの居酒屋で「外国人のお客さんは来ますか?」
と聞いてみたところ、「多い」というお店はほんの一部で、
「時々来ます」「めったに来ません」が主流でした。
あくまでも個人的直感ですが、5年から10年の間には、
このあたりの呑み屋街でも、外国人フレンドリーなお店が
増えていくのでは、トンネル横丁あたりは
新宿ゴールデン街のようになるのでは、と思います。