5/19(土) Walkin'About@河内長野
さて、次回のWalkin’Aboutは河内長野です。
ちょうど1年前に大阪芸大の演習で平日に開催しましたが、
今回は土曜日に行きます。
Walkin’About@河内長野 2018年5月19日(土)
集合時間・場所 14:00 @河内長野駅改札
再集合時間・場所 16:00 @同上 参加無料
古くから渡来人が居住した場所として知られ、遣隋使として中国に渡った高向玄理の出身地でもあります。
平安時代には弘法大師が高野山を開いたことで、以降は高野街道に沿う宿場町として栄えました。
鎌倉時代末期には楠木正成が南河内地域を地盤に「建武の中興」を果たしたことから、南北朝時代の史跡や数多くの文化財が保存伝承されています。
江戸時代には河内狭山藩、近江膳所藩、伊勢神戸藩の所領となっていました。
明治31年(1898)から大正3年(1914)までは高野登山鉄道の終点であったことから、天然温泉を備えた観光地として賑わっていました。
産業としては、豊かな森林資源を活かした爪楊枝やすだれ製造が盛んであり、中でも爪楊枝は明治時代から河内長野市の地場産業として発展し、一時は全国で使用される爪楊枝の国内生産量の約95%を占めていました。古くから鋳物生産も行われており、可鍛鋳鉄やステンレスなどの製造業が盛んです。
また僧坊酒として天野酒が知られており、西條酒造で復刻が行われています。
大阪都心まで約30分、関西国際空港へは約1時間という交通至便の地にありながら、市を囲む山並みは壮観で、市内に居ながらにして大自然を満喫できることなどから、市制施行以降、市内各地にニュータウンが造成され、衛星都市として発展してきました。人口は2000年に約12万人でピークを迎えた後に減少を続け、2017年度末には約10万8千人、高齢化率も府内最高の32.1%となっています。
今回はこの街を、みなさんの視点で切り取っていただきます。
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“Walkin’About”は、参加いただくみなさんに、思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと、解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験を発表いただき、シェアします。