7/20(土) Walkin’About @姫島
約1年ぶりに、Walkin'Aboutを再開します。
自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき
「Walkin’About @姫島」
開催日:2019年7月20日(土)
集合時間・場所 16:00 @阪神姫島駅改札口
再集合時間・場所 18:00 @同上 参加無料
大阪市西淀川区は、淀川が運ぶ土砂が堆積して土地が形成されています。古代は難波八十島とも呼ばれ、多くの島に分かれていました。古代には現区域付近一帯は住吉大社の領地だったといわれており、区内の神社の多くは海上の守護神である住吉大社を勧請しています。 中世までは漁業を主としていましたが、江戸時代以降は新田開発がおこなわれ、漁業とともに農業がおこなわれるようになりました。
地域に工場が進出したのは、明治後期以降のことです。水運の発達や鉄道・道路・橋梁などの急速な整備に伴い、紡績・機械・金属・鉄鋼・化学といった近代工業が集中し、昭和初期(1930年代頃)から重工業地帯となりました。しかしながら、これらの工業地帯は大気汚染の発生源ともなり、1950年代以降は公害が深刻な社会問題となっています。1970年代以降には大工場の撤退が相次ぎましたが、梅田へのアクセスの良さから近年マンション建設が進み、住宅地としての整備も進んでいます。人口はここ数年増加傾向にあります。
西淀川区はまた、南米出身の日系人人口が最も多い区として知られています。大阪市内に住むブラジル人のうち約21%、ペルー人のうち約35%(2016年時点)が西淀川区に居を構えています。
今回は、そんな西淀川区を、姫島を中心に探っていきます。
“Walkin’About”は、参加者の方々に思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験をシェアします。
【主催・お問い合わせ】
大阪ガス?エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室 担当:山納
Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp