地域産品のデザインプロデュース
昨夜のうめきたTalkin'About「世界の大半は田舎である〜
ローカル活性化のプロジェクトから〜」には、
22名の方にお集まりいただきました。
bunboの江副直樹さんは、もともとはコピーライターを
されていましたが、すでにあるものを宣伝するよりも、
ものを作る段階から関わった方がいいと考えるようになり、
一次産品の加工品のプロデュースを手掛けるようになりました。
bunbo WEBサイト https://bunbo.jp/
大事にしていることは、稼げる商品を作ること。
デザイナーに見栄えを整えてもらるだけでなく、
料理研究家の力を借りてレシピからやり直すことも。
流通業の人たちは、売れる商品を血眼になって探している。
広報や広告も進化しており、いいものを作ることに注力し、
橋渡しがしっかりできれば、商流は自然と生まれる。
開発した商品自体が大ヒットしなくても、
卸売りやOEMの依頼が来るようになると、回っていく。
いい商品とサービスを作り、その商品にまつわる情報を
広報と広告できちんと伝え、その商品を置くにふさわしい
空間と環境を設えること、これらを統一したコンセプトのもとに
進めていくことが、デザインプロデュースである。
保守的な人が多いローカルな場所にも、
新しいことをしたいと思っている人はいる。
作った商品が売れていく経験をすることで、
徐々に意識を変えていくことは、可能。
数多くの実践に裏打ちされた江副さんのお話は、
参加された多くの方々に強く響いたようでした。