仁尾町を通じて大阪でつながる話
9/20(水)開催のTalkin'About『シェアビレッジによる古民家再生』には、
16名の方々にご参加いただきました。
地域に残された古民家を、多くの人たちが「年貢」を収めて支える。
「村民」はそこを訪れたり、泊まったり、交流を楽しんだりできる。
この「シェアビレッジ」は、2015年に秋田県・五城目町で生まれました。
香川県三豊市仁尾にある「松賀屋」は、
40年間空き家になっていましたが、
外からやって来た人にその価値を見出され、
この建物を残していきたいと考えた若者たちが、2016年に、
2ヶ所目のシェアビレッジとしてオープンさせました。
http://sharevillage.jp/nio
今回のTalkin'Aboutには、シェアビレッジ仁尾を運営する、
メンバーだけでなく、「村民」の方々にもお越しいただきました。
海外に出て行ってから日本に戻ってきたときに、
日本の古き良き風景に、地域活性化の取り組みに惹かれ、
未完成ゆえに一緒に場所を作っていける魅力を感じ、
故郷に戻ってくるように仁尾を訪ねている。
そんなお話は、他の参加者の方々に強く響いていたようです。
終了後の話し合いから、大阪でのシェアビレッジの寄合を、
12月頃に、コモンカフェで開催する話が進んでいます。
大阪から仁尾までは、車でも鉄道でも3時間ほど。
そこに自分が帰ることのできる故郷ができる、
そして大阪でも、仁尾を通じて交流できる場所がある。
もしかしたら今後、そんな故郷が増えていくかも知れない。
そう考えると、なかなか楽しいですね。