オンライン前提のリアル
昨夜のうめきたTalkin'About「オンライン時代の場づくり」には、
25名の方にお集まりいただきました。
話題提供いただいた岡田恵実さんは、
中小企業基盤整備機構 創業・ベンチャー支援部参事で、
東京・丸の内に設置された新しい学びと実践の場「TIP*S」
の企画・運営を担当されている方です。
ですが、「TIP*S」での岡田さんの自己紹介は、
「マラソンとねこが好きなだえみさんは、
東京にあるTIP*Sという、
新しいことをやりたいと思っている人が集まる
スナック?でママをやっているらしい」
で通しておられるのだそうです。
それは、新しいビジネスや活動、創業は、
新しくアクションを起こしたいと思っている人たちが、
対話と出会いを通じてきっかけをつかむことから生まれるので、
そのための土壌(環境)をつくることを、
「TIP*S」のミッションとしているからなのだそうです
そうして年間150〜200回の講座・WS・イベントを
開催し続けてきた「TIP*S」ですが、
昨年2月の新型コロナ蔓延以降、三密の場を作ることが
できなくなり、オンラインに活動の場を移しました。
以降、これまでに150回のオンラインWSを開催されました。
そこでも、参加者同士の対話を重視し続けておられます。
その経験から、だえみママは、
オンラインとリアルでの場づくり違いについて、
深く考えるようになりました。
オンラインでは、空間・距離を越え、
誰とでも、どこででも出会えるようになる一方で、
一体感が作りにくいので、工夫が必要になります。
今回、参加者のみなさんからのさまざまな質問から
具体的にどんな工夫をしているのか、その一端が見えてきました。
(ここではあまり書かないことにします…)
オンラインでの場づくりでは、
リアルだと何となく成立してしまう部分に
細かな配慮を行き届かせる必要があります。
コロナによってそれを経験したことで、
私たちの場づくりのリテラシーは進化しています。
コロナが一段落した後のリアルでは、
どんな場づくりが求められるようになっているのだろう。
そんな深い話に触れる機会になりました。
ぜひ、「TIP*S」でのイベントにも参加してみてください。
https://tips.smrj.go.jp/