8/6(土)Walkin’About @泉佐野
自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき「Walkin’About @泉佐野」
開催日:2022年8月6日(土)
集合時間・場所 15:00 @南海泉佐野駅改札
再集合時間・場所 17:00 @同上
泉佐野市域には中世になると佐野荘、鶴原荘、長滝荘といった荘園が成立し、1234年には九条家によって広大な日根荘が成立しました。佐野村では室町時代から熊野街道筋の字市場村に定期市が立つようになりました。一方、沿岸部には対馬や五島列島方面まで漁に出るほどの大規模な船団が出現し、玉之浦納の反乱や文禄・慶長の役にも佐野村の漁民が登場します。江戸時代には豪農の中から廻船業を営む者が現れるようになり、なかでも食野家(めしのけ)、唐金家(からかねけ)は井原西鶴の「日本永代蔵」にも登場するほどで、当時の面影を残す「いろは四十八蔵」の一部が今も残っています。「佐野浦」と呼ばれる港町として活況を呈した佐野村は、和泉国では堺に次ぐ商業都市となり、人口も岸和田城下6町や貝塚寺内5町を上回るようになりました。
明治18年、大阪で舶来雑貨商を営む新井末吉がドイツ製タオルを入手し、泉佐野市の白木綿業者、里井圓治郎にその製織の研究を奨めたことから、タオル産業がこの地に発祥しました。製織後に精練漂白をする後晒タオルが主で、吸水性に優れ、独特のソフトな風合いなどの特徴があります。
1994年には、大阪湾内泉州沖5kmの埋立地(田尻町・泉佐野市・泉南市にまたがる)に、世界で初めての完全人工島からなる海上空港である関西国際空港が開港。西日本を中心とする国際拠点空港であり、近畿圏の国内線の基幹空港と位置づけられています。近年、関西国際空港を利用する外国人観光客が飛躍的に増加していることから、世界と日本を結ぶ玄関都市としてまちづくりに取り組んでいます。
今回はこの街を、みなさんの視点で切り取っていただきます。
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“Walkin’About”は、参加者の方々に思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験をシェアします。
【主催・お問い合わせ】大阪ガスネットワーク(株) 都市魅力研究室 担当:山納 Tel 06-6205-2366
http://www.toshimiryoku.jp