4/21(金)うめきたTalkin’About「地域文化遺産をまちづくりに活かす」
2/21(火)のうめきたTalkin'About「地域文化遺産をまちづくりに活かす」には、
13名の方にご参加いただきました。
千利休や与謝野晶子の歴史を紹介する「さかい利晶の杜」、
そこで開催している朗読劇やまち歩き演劇について、
旧薩摩藩主島津家ゆかりの仙巌園がスタバになっている話、
堺台場や飯盛城跡の歴史研究・デザイン・情報発信について、
直木三十五記念館の現状について、
京都や兵庫のヘリテージマネージャー講習会について、
世界遺産登録30周年を迎える姫路城での提案、
古民家を活用したカフェや物販店の継続性について、
箕面における地域文化遺産とその活用、
何をヘリテージとするのかという議論、
ユニークベニューとしての開発と地域の宝としての維持、
原状回復すべきか、活用利益に見合う投資にすべきか、
シェアビレッジ的な「コモンズ」としての維持活用、
など、参加者の方々からは様々な観点からご意見をいただきました。
が、実は当日、話題提供者の松本茂章先生は、
トラブルにより、会場にお越しになれませんでした。
それでも成立するのがTalkin'Aboutの味わい深さですが、
松本先生のお話を聞きたかったという声ももちろん多く、
4月に改めて仕切り直すことにいたしました。
お時間とご興味がありましたらお越しください。
うめきたTalkin’About「地域文化遺産をまちづくりに活かす」
2023年4月21日(金)7pm〜9pm
場所:大阪ガスネットワーク 都市魅力研究室
話題提供:松本 茂章氏(文化と地域デザイン研究所代表)
参加無料
20世紀末までは文化財政策といえば保存・保護を中心としたものでしたが、21世紀に入ると、地域文化資源に対する関心の高まりや観光振興などの観点から、文化遺産が積極的に活用されるようになりました。
このことは、文化財についての知識や技術が、歴史学や建築学の関係者以外の人たちにも必要になることを意味しています。たとえば、歴史的な建築物を活用してカフェやアートスペースを設けるには、飲食物の提供やアーティストとのネットワークだけでなく、建築・歴史の知識、融資の仕組み、文化遺産をめぐる法律の知識、改装・修復に関する建築技法の習得、さらには相続の知識などが必要となってきます。
今回のTalkin’Aboutには、2022年5月に出版された『ヘリテージマネジメント 地域を変える文化遺産の活かし方』(学芸出版社)著者であり、ご自身でも大阪市此花区で「本のある工場」というスペースを運営されている松本茂章さんにお越しいただき、地域の文化遺産を活かしてまちづくりにつなげていく方法論について話し合います。
※同イベントは、ZOOM併用で開催いたします。参加を希望される方は、info@talkin-about.com までご連絡ください
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うめきたTalkin’Aboutは、あるテーマについて興味・関心を持った人たちが集い語り合うサロンです。思いある人たちが自由に集い、情報を交換し、ネットワークを広げ、そこから自然なかたちで新しいアイデアやコラボレーションが生まれていく、そうした場づくりを目指しています。
【会 場】
大阪ガスネットワーク 都市魅力研究室 グランフロント大阪北館 タワーC 713
●JR大阪駅、地下鉄・阪急梅田駅より徒歩8分
*北館1FよりタワーC入口に入り、奥にあるAエレベーターで7階にお上がりください。
【お問い合わせ】
大阪ガスネットワーク 都市魅力研究室
担当:山納 Tel 06-6205-2366