2/17(土)〜18(日)守口市立図書館主催 朗読劇 『Mの航跡』
「イストワール histoire」と題したドラマシリーズを、
僕は2010年から2019年の間に手掛けていました。
関西に実在した人物や実際に起こった事件などを
題材にしたドラマを、OMS戯曲賞の最終選考作家に
書き下ろしていただき、ラジオドラマとして放送したり、
朗読劇として人物ゆかりの地で上演したりしていました。
このシリーズは終了しているのですが、
依頼を受けて作品のプロデュースをお手伝いする、
という営みは、いまも続けています。
そして2月に、守口市立図書館のホールで、
守口市をモデルとした架空都市を描いた作品を
上演いただくことになりました。
今回の作品をお願いしたのは、ルドルフの筒井加寿子さん。
昨年実施した第30回OMS戯曲賞では
「ヒロインの仕事」という作品で最終に残られていました。
守口市についてはWalkin’Aboutでずいぶん調べましたが、
https://note.com/ognwcel/n/n93640a32c60f
そのリサーチをもとに、自由に発想を広げていただいています。
2/17(土)にはアフタートークもあり、僕も出ます。
みなさま、ぜひ大日にある守口市立図書館までお越しください。
(都市魅力研究室・山納)
朗読劇「Mの航跡」
脚本・演出:筒井加寿子(ルドルフ)
出演:豊島由香 七井悠(劇団飛び道具) 二口大学 渡辺綾子
守口市をモデルとした架空都市の
過去と未来の姿をとおして「いま」を見つめなおす、
短編リーディング公演。
少し遠い未来のM市。
地球温暖化にともなう海面上昇が進み、
海岸線はM市のすぐそばまで迫っていた。
市民たちは高台の避難所へ逃れるか、
内陸や北方へと移住しはじめている。
しかし、そんな情勢下にあっても、
街を離れようとしない者たちは、
少数ながら存在していた。
日時:2024年2月17日(土)14時〜/17時30分〜 18日(日)13時〜/16時〜
会場:守口市立図書館 4階円形ホール
料金:前売券1,500円 当日券1,800円
上演時間:約1時間を想定
※17日14時の回終演後、アフタートークあり
出演 筒井加寿子・山納洋・ゲストMC三宅奈緒子
チケット受付:守口市立図書館3階カウンターまたは
お電話
問い合わせ先:守口市立図書館 生涯学習フロア
電話 06-6115-5475 開館時間 9時-21時
https://www.lics-saas.nexs-service.jp/moriguchi/event/20240217.18_roudokugeki.html
筒井 加寿子(つつい・かずこ) photo:Daniel.Y
プロフィール
ルドルフ主宰。劇作家、演出家、俳優。1999年劇団衛星入団。2003年退団後、フリーの俳優としての活動を経て2008年にルドルフを立ち上げ、演出・劇作を開始する。2020年度よりNPO法人京都舞台芸術協会理事。ルドルフ『隕石の栞』で十三夜会奨励賞受賞。ルドルフ『ヒロインの仕事』で第1回関西えんげき大賞優秀作品賞受賞。平成21年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。