グッゲンハイム邸から塩屋、神戸、そして
4/25(火)のうめきたTalkin’About「グッゲンハイム邸、あるいは塩屋について」には、
22名の方にご参加いただきました。
森本アリさんは、塩屋の旧グッゲンハイム邸という
異人館の管理運営を、10年務めておられます。
明治時代に建てられたこの洋館建築では、
日々教室やイベントで活用されています。
山と海に挟まれたすり鉢状の地形に家々が建ち並ぶ塩屋では
建物の再建築が難しい物件が多いそうですが、
車が入って来れないので安心して暮らせると、
クリエイターが移住するようになったそうです。
行政の介入が少ない分、まちの問題はまちの人たちが
解決するという気風があるそうで、アリさんたちの活動は
グッゲンハイム邸に留まらず、塩屋のまち全体に広がっています。
「塩屋は海と山が近くて、風光明媚。とはいえ、
特別に人が持ち上げるような面白さがあったわけじゃない。
快速が止まらない、格好悪い感じのまちだった。
それが今では格好良いと思ってもらえるようになった。
家賃が安くローカル感がある。音楽家たちがそこを
選んでくれたこと、クオリティが高いものを
持ってこれたことが大きかった。」
「塩屋への愛がベースにあるのはもちろんだが、
自分からは『このまちが好き』とは言わない」
とアリさんが語ったのが印象的でした。
その後、4/28(金)には、シオヤプロジェクトの
「勝手にまち探訪」が、芦屋川駅周辺で開催されました。
つまり最近では塩屋を越境して活動されているんですね。
シオヤプロジェクト http://www.shiopro.net/