7/22(土) Walkin’About @石山(大津市)
次回7/22(土)のWalkin’Aboutでは、大津市石山を探ります。97ヶ所目。
自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき「Walkin’About @石山(大津市)」
開催日:2023年7月22日(土)
集合時間・場所 14:00 @京阪石山駅改札口
再集合時間・場所 16:00 @同上
石山寺は天平19年(747)、良弁が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音をこの地に祀ったのが始まりとされています。
平安時代に入ると貴族による石山詣が盛んになります。瀬田川と伽藍山による風光明媚な立地が人気を博し、さまざまな人が石山寺をめぐって文学を紡ぎだしてきたとされます。特に紫式部が源氏物語の執筆したとして、紫式部ゆかりの寺として有名です。
江戸時代以降は膳所藩の支配下に置かれ、藩の奨励で新田開発が行われ、また漁業も盛んに行われました。明治22年(1889)の市町村制施行により、石山地区10ヶ村が石山村に統合されました。明治27年(1894)には湖南汽船が大津-石山寺間に定期航路を開設。明治38年(1905)には淀川改良工事の一環として南郷洗堰が完成。以後60年間は琵琶湖の水害問題から解放されたといわれています。
明治36年(1903)に膳所村粟津に東海道本線(琵琶湖線)石山駅が開業。大正3年(1914)に石山まで大津電気軌道(現・京阪石山坂本線)が延伸。昭和2年(1927)に東洋レーヨン株式会社(現:東レ)滋賀工場が石山に開かれました。隣接する膳所村の旭人造絹糸株式会社と合わせて当時の日本のレーヨン生産高の半分を占め、膳所町粟津地域から石山にかけてはかつての農業地帯から工場街・住宅街・商店街が形成されていきました。戦後は空襲を受けた東レが再建を果たし、その後の好景気により復興過程にあった石山商店街も活気を呈しました。
昭和30年台後半からベッドタウン化が進み、昭和40年台後半から南郷地域でも宅地開発が進み、人口も急増しています。
今回はこの街を、みなさんの視点で切り取っていただきます。
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“Walkin’About”は、参加者の方々に思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験をシェアします。
【主催・お問い合わせ】大阪ガスネットワーク(株) 都市魅力研究室
担当:山納 Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp