1/9(月・祝)Walkin’About@桂(京都市西京区)
次回、38ヶ所目のWalkin'Aboutでは、阪急桂駅界隈を歩きます。
自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき「Walkin’About@桂 (京都市西京区)」
開催日:2017年1月9日(月・祝)
集合時間・場所:14:00 @阪急桂駅改札
再集合時間・場所:16:00 @同上 参加無料
桂川右岸の桂は、古くから船遊びや観月の名所として知られ、嵯峨、白河、鳥羽、宇治とならんで多くの平安貴族の別荘が建てられました。11世紀初頭、藤原道長はここに桂山荘を造営し、山荘は源氏物語の桂殿のモデルになったともいわれています。また平安時代には桂女と呼ばれる女性の商人がこの地を拠点に洛中に行商を行っていました。
江戸時代には山陰道が敷かれ、沿道の桂、樫原、大枝は宿場町として栄えました。また桂は保津川水運の発着所でもあり、交通の要衝として栄えました。川と道の交点にはかつては「桂の渡し」があり、現在は桂大橋が架かっています。
元和元年(1615 )頃、下桂村は皇族八条宮家の所領となり、智仁親王は山陰道に面して「下桂瓜畠のかろき茶屋」を作り、寛永元年(1624 )頃には、古書院、月波楼などを完成させ、桂山荘、桂亭、桂御殿などと呼ばれるようになりました。八条宮家はその後明治時代に途絶え、明治16年(1883)、桂山荘は宮内省所管となり、桂離宮と称されるようになりました。造営当初の庭園と建築物を現在も遺しており、当時の朝廷文化の粋を今に伝えています。
今回はこの街を、みなさんの視点で切り取っていただきます。
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“Walkin’About”は、参加いただくみなさんに、思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと、解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験を発表いただき、シェアします。