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3/15(日)Walkin'About@西陣

3/15(日)Walkin'About@西陣

3月のWalkin’Aboutでは、京都市上京区を訪ねます。

自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき
「Walkin’About @西陣(京都市上京区)」

開催日:2020年3月15日(日)
集合時間・場所 14:00 @上京区役所前 
再集合時間・場所 16:00 @京都リサーチパーク 町家スタジオ  参加無料 

 京都では5世紀から織物作りが行なわれており、平安時代には現在の西陣の南側に位置する黒門上長者町付近に織物職人が集まり、寺社の装飾に使用され独自の重厚な織物を手掛けていました。
 「西陣」の名は、応仁の乱(1467-1477)の際に西軍総大将・山名宗全らが堀川の西の地に陣を構えたことに由来します。乱後には戦火を逃れて各地に離散していた織物職人が京都に戻り、この地で織物生産を再開しました。西陣織とその産地・西陣は朝廷からも認められ、豊臣秀吉などによる保護を受ける一方、中国・明の技術を取り入れるなどして優れた織物を生み出しました。江戸時代になると、糸問屋や織屋が建ち並ぶ織屋街が形成され、勢いを得ています。

 明治以降、西陣では海外からの技術を取り入れて産業の近代化を図り、また大正から昭和にかけて高級絹織物の大衆化を進め、一方で伝統的な手織技術の高度化やデザインの洗練にも努め、わが国の高級織物業の代名詞としての地位を確立しました。ですが高度成長期以降に進んだ生活様式の都市化と洋装化は着物離れを加速させ、産業の低迷を招きました。その後の生産拠点の海外移転も大きな痛手となっています。
 西陣では大規模な生産調整や新たな技術の導入などで対応する一方で、商品のブランド化・高級化、インテリア・洋風着物・小物など新たなニーズの掘り起こしにも取り組んできました。地域には糸原料、撚糸、染めといった各工程を担う職人が働き暮らしてきましたが、織物業の衰退により空家や空店舗が増加。近年のインバウンド需要の増加により、宿泊施設や宿泊者向け店舗へのコンバージョンも顕著になっています。

 今回は、そんな西陣を探っていきます。

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“Walkin’About”は、参加者の方々に思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
 参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験をシェアします。

【主催・お問い合わせ】 大阪ガス㈱近畿圏部 都市魅力研究室 担当:山納
Tel 06-6205-2366 
http://www.toshimiryoku.jp

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