12/9(土)Walkin’About @新長田
さて、突然なのですが...
2014年4月より、月1回のペースで続けてきた
「Walkin'About」を、2024年3月で終了します。
Walkin’Aboutは、参加いただくみなさんに、
思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。
参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を
受けたあと、解散。約90分後に再び集合いただき、
それぞれの見聞や体験を発表いただき、シェアするという企画です。
これまでに近畿2府4県を中心に101ヶ所を訪れましたが、
100ヶ所、10年という一つの区切りを迎えたタイミングで、
形を大きく変えようと思います。
「Walkin’About」と対になる都市魅力研究室の企画に
「マチ会議」があります。これは、参加者が暮らしている、
興味を持っている、最近訪れたまちについて
自由に話し合うサロンです。
2024年4月以降、マチ会議は月1回、平日夜に開催します。
そしてそこで、次回話し合うまちを決めます。
参加者の方には、1ヶ月の間にそのまちに足を運んでいただき、
自由に歩き回り、次回のマチ会議でお話しいただきます。
(*そのまちを歩かなくても、マチ会議には参加できます)
つまり、特定の日時に集まるという形を取らずに、
まちのリサーチを続けようと思っています。
現在の形のWalkin’Aboutは、あと4回開催します。
まだ参加したことがない、終わるまでに参加したい、
という方がおられましたら、ぜひご参加ください。
12月には、新長田を訪れます。
自分が行きたい場所を訪ねるまちあるき「Walkin’About @新長田(神戸市長田区)」
開催日:2023年12月9 日(土)
集合時間・場所 14:00 @JR新長田駅改札
再集合時間・場所 16:00 @同上 参加無料
長田区南西部は古くから「駒ヶ林」と称され、古くから海上交通の良港とされてきました。漁港としても栄え、大昔から魚市があったと伝えられています。明治末期から大正にかけては、工業の発展により臨海部に工場が建ち並ぶようになりました。明治後期から大正前期にはマッチ産業が、第1次世界大戦後にはゴム靴や長靴の生産が盛んとなり、1920年代には次々とゴム工場が建設されました。その後ゴム靴の価格下落や戦災により長田の靴産業は衰退の危機を迎えましたが、その危機を救ったのが、1952年にゴムに代わる新たな素材として誕生したケミカルシューズでした。
新長田駅周辺には多くの商店街が存在し、住商混在地域として古くからの密集住宅が立ち並ぶ光景が広がっていました。1991年には「新長田駅前地区第一種市街地再開発事業」が都市計画決定され、駅前広場の設置とともに周辺の整備が行われ始めていましたが、1995年の阪神・淡路大震災で大規模な火災が発生し、商業地や住宅地が甚大な被害を受けました。新長田駅南地区では震災から2ヶ月後に「震災復興第二種市街地再開発事業」の導入が決まり、現在までに43棟の再開発ビルが建設されました。2001年には震災前より建設されていた海岸線が当駅を起点に開業。2009年には復興のシンボルとして「鉄人28号」の巨大像が駅南側に設置されています。
住民には在日韓国・朝鮮人をはじめベトナム人、中国人、フィリピン人などアジアを中心とした外国籍の人達が多いことから、近年はアジアタウンとして新たなまちづくりに取り組んでいます。
今回はこの街を、みなさんの視点で切り取っていただきます。
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“Walkin’About”は、参加いただくみなさんに、思い思いのコースをたどっていただく“まちあるき”です。参加者の方々は、集合場所でエリアについての説明を受けたあと、解散。約90分後に再び集合いただき、それぞれの見聞や体験を発表いただき、シェアします。
【主催・お問い合わせ】大阪ガスネットワーク(株) 都市魅力研究室
担当:山納 Tel 06-6205-2366 http://www.toshimiryoku.jp