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フロンティアニュータウンの未来予想

フロンティアニュータウンの未来予想

5/19(土)のWalkin'About@河内長野には、5名の方にお集まりいただきました。
街道筋や商店街を歩いた方、立呑み屋に行った方、車両基地やニュータウンまで足を運んだ方がおられました。

三日市町駅からバスで10分程の所に南花台というニュータウンがあります。
入り口にある不動産屋で物件をチェックしてみると、そこそこの広さの中古戸建が2000万円以下で買えます。
右下の4280万円の物件は8LDKで車が9台駐車できます。

南花台にあるスーパー「コノミヤ」の2階には「コノミヤテラス」というスペースがあります。
オープンは2015年。住民、学生、行政、企業など、さまざまな団体による協働事業として立ち上がり、
日々の運営は関西大学の学生が担っているそうです。

僕が行った時には、院生の女性がおられました。喋っていると、ギターの練習に来たシニアの男性や
学校帰りの小学生女子たち、中学生女子たち、血圧の測定に寄ったシニア女性がやって来ました。
地域の人たちの居場所として馴染んでいるようです。

スーパーで購入した商品を、自宅の玄関先まで届ける有償サービスも、ここを拠点に行われています。
これは地元住民が始めたサービスだそうです。ゆくゆくは学生中心の運営から、地域住民主体の
運営へのシフトを目指しておられます。

空き室が増えているUR南花台団地では、一部の住棟を解体して団地全体を集約し、
跡地の利用についての検討が行われています。

スーパーにも、コノミヤテラスにも、街中にも、子どもたちの姿を意外に多く見かけます。
不便さを厭わなければ、低予算で大きな家に住める。一方で、民間資本が跡地開発に意欲を示してはいない。
そんな街で、どんな未来を描くことが出来るのか、
そういう大事な実験が、ここでは行われていました。

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