都市と森林をつなぐBAR
10/19(水)のうめきたTalkin'About「都市と森林をつなぐことの可能性」には、
21名の方にご参加いただきました。
古川さんは、環境について学んでいた大学時代に、
国土庁(現国交省)の「地域づくりインターン」で、
奈良県の川上村に行き、終了後も何度も川上村に足を運び、
その後コンサルティング会社等を経て、
現在は林業コンサルタントとして、
全国の林業地域を巡る日々を送っておられます。
そして今年7月には、西中島南方に
事務所とバーをオープンされています
https://chiikino.jp/blog/?p=10894
いま山林で、どのように樹木が育てられているのか、
どんな材料があり、どんな商品開発が可能なのか、
また森林サービス産業へと視野を広げた時に、
どんなビジネスの可能性はあるのか、
一方で解決すべきどんな課題があるのかについて、
都市にいながら詳しい人は、多くはないでしょう。
そのつなぎ手としての役割を果たそうと、
古川さんは「峠」というバーを開きました。
今回は古川さんの思いを多くの方に知っていただこう、
というのが開催の趣旨でした。、
参加された方には、ゼネコン、工務店、設計事務所の方、
自宅を国産材で建てた方、森林インストラクターの方、
父親が林業に従事していた方、森林での新たな取り組みに
アンテナを立てている方など、予想以上に森林について
強い関心を持っておられる方が集まりました。
山林にいて、林業を生業にしている方の中には、
時代察知力の高い人も、昔からの視点に留まっている方も
おられるそうです。そして新たな森林サービス産業を
拓いていくには、都市側にいて市場を見ている人たちと
つながり、仲間を増やしていくことが必要なのだそうです。
ちいきのBARで飲んでいるうちに
そんな仲間が増えていくと、楽しそうですね。