『みつめればそこに』再演、終了!
イストワール第7話『みつめればそこに』の再演は、
一昨日、好評のうちに終えることができました。
お越しいただいた皆様、出演者・スタッフの皆様、
関わっていただいた皆様、ありがとうございました!
以下、当日パンフでのご挨拶より。
大阪ガスグループは1985年から2003年まで、
扇町ミュージアムスクエア(OMS)という劇場を運営していました。
そして同劇場の10周年を記念してOMS戯曲賞の運営をスタート。
この戯曲賞はOMSの閉館後も継続し、今年で24回目を迎えています。
「イストワール」は、OMS戯曲賞で見出した劇作家に、
実在した人物のドラマを書き下ろしていただき、
人物ゆかりの地で朗読劇として上演するシリーズとして始まりました。
今回上演いたしました「みつめればそこに」は、その7作目となります。
作・演出は第13回OMS戯曲賞で佳作を受賞した小栗一紅さん。
彼女には4年前、イストワール3作目「ちひさきもののうた」で、
奈良・登大路にあった「日吉館」の女将・田村きよのさんを
描いていただきました。そして「みつめればそこに」では、
奈良・大和路を40年以上撮影し続けた写真家・
入江泰吉さんの後半生を描いています。
大阪ガスはイストワールの制作を通じて、
地域で語り継がれる作品づくりを目指しています。
奈良にこんな人がいた、こんな物語があったということを、
多くの方にお伝えすることができれば幸いです。
*来年は、堺を舞台にしたドラマを制作する予定です。
*また3月〜11月には「みつめればそこに」と、
イストワール第3話「ちひさきもののうた」を題材にした
朗読ワークショップを、奈良県立図書情報館にて開催予定です。
入江泰吉さん写真 撮影:桑原英文さん