神戸臨港線
4日に開催したWalkin'About@神戸港第3回では、
7名の方に岩屋駅からKIITOまでを巡っていただきました。
敏馬神社から昔の砂浜風景に思いを馳せた方、
HAT神戸を巡った方、西灘駅方面に行った方、
神戸臨港線の線路跡をたどった方がおられました。
集合前に、岩屋駅前の「喫茶もんとる」へ。
もう35年になるお店で、母娘で営んでおられます。
ベースは昔からの喫茶店ですが、イラストやデザインなど
カフェ的なテイストをうまく取り入れておられます。
娘さんに、こんな話を聞きました。
ここで生まれて育ちました、
駅の入口はもともと少し西の交差点にところでしたが、
震災でつぶれて移動し、うちが駅前になりました。
このあたりは被害がきつく、高くてきれいな建物は
震災以降に建て替えられたところです。
阪神岩屋駅とJR灘駅の間にある遊歩道は、
もともと神戸臨港線というJRの貨物線の線路跡で、
三宮の東遊園地の方まで続いています。
高低差がなくずっと続いているので、この辺の人たちは
三宮の方に自転車で行くときにはよく使います。
あらためて調べてみると、現在のJR摩耶駅から
ハーバーランドまでをつないでいた神戸臨港線は、
港町・神戸を象徴する存在でした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E8%87%A8%E6%B8%AF%E7%B7%9A
その廃線跡を歩くのはブラタモリ的愉楽なのですが、
検索では個人ブログしかひっかからないのが残念。
開港150年のこのタイミングで、に神戸市関連のサイトで
取材・紹介しても良いのではと。
ということで、全3回のWalkin'About@神戸港は
お天気にも恵まれ、ぶじ終了しました。
3/19(日)の「アートと神戸港の文脈」にて、
ピックアップ版を20分ほどで紹介してきます。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2017/02/20170220073002.html