イベント
2018.03.12
操車場を造るために山を削る
11日(日)のWalkin'About@吹田には、
10名の方にご参加いただきました。
今回は浜屋敷(吹田歴史文化まちづくりセンター)に再集合し、
そこで吹田まち案内人のみなさんに、まちを歩きながら
浮かんできた疑問に答えていただきました。
そのおかげで、いろんな発見がありました。
吹田駅周辺だけでブラタモリが1回分作れそうです。
ここでは一つだけご紹介。
JR吹田駅から北、市民病院に上がる道路の西側に、
JR職員社宅があります。道路からはかなり下なので
低地だった場所に建てたのかと思っていましたが、
ここはもともと山だったのだそうです。
大正12年の地図をよく見てみると、確かに山です。
そしてそのすぐ南側に、鉄道の引き込み線があります。
この線路は、山を崩して取った土砂を、
岸部につくる操車場まで運ぶために敷かれたそうです。
操車場では、その土砂で盛り土をして路盤を造り、
機関車で貨車を引き上げて、そこから坂を転がして
配送エリア別に貨車を下ろしていたのだと。
これはさすがに、聞かないと分かりませんでした。